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荒川弘 銀の匙 1〜13

勤労、協同、理不尽、100円書斎Love。

荒川弘 銀の匙 1〜13

アニメ見てそうとう面白かったので、原作マンガも読んでみました。

作者の荒川弘ハガレンこと鋼の錬金術師で一世を風靡したひと。

今でもファンタジー系のマンガを主に描いているのですけど。

しかし、これは、ぜんぜん違う世界の話に挑戦というところでしょうか??

舞台は北海道のある農業高校(モデルは道立帯広農業高校らしい)、そこに寮があるから自宅に帰らなくていいという理由で札幌の進学校から、心折れた少年が入学してきます。

勤労、協同、理不尽という校訓の学校で彼は自分を取り戻していくのですが。

作者は北海道の大規模農家の娘でマンガが売れるまでは、そこで手伝いをしながらマンガを描いていたという。出身もモデルとなった帯広農業高校だという。東京にいたら全然想像もできない世界は彼女の経験から描かれているという。

北海道の農業ということに対する都会人の牧歌的妄想を打ち砕く現実を描きつつ、農業高校に通う生徒たちの将来や職業に対する意識の高さとか、夢とかもしっかりと伝えてくれました。

娘も嵌っていてアニメ見つつ、この子たち本当に高校生??モラトリアムな青春送ってる子いないじゃない。すごいよ。

と感心というか、ショックというか、なんというか。

作者の都合で連載は中断しているのですが、早く続きを読んでみたいですね。

高校1年目はゆっくり順に行事を描いていたんですが、2年目3年目は駆け足で進んできたので、もうそろそろ物語も終わりなのかも知れませんね。